ヘリコプター
『デフォルト』で操縦すると、一人で乗った場合墜落しやすい。上手い人が乗り込むとバランス崩壊レベルで手がつけられないが、『BF:MC』の反省からか、耐久値が落とされており、対空兵器どころか兵士の銃撃でもダメージが入り易くなった。特殊兵のトレーサーが付いていた場合、工兵にロックされると警告が表示されるが、撃墜されて得点されるより脱出して墜落死した方が良いのかは分からない…。
AH64
2人(操縦+ロケット手・機関銃手)アタック側(US)、Oasis、END OF THE LINE
AH-64Dアパッチ・ロングボウ。マクドネル・ダグラス社アパッチから計器類をグリーンCRT表示に改修。
KA52
2人(操縦+機関銃手・誘導ロケット手)ディフェンス側、Oasis第2拠点
Ka-52ホーカムB。露カモフ設計局製Ka-50ホーカムの並列複座型。副座の『誘導ロケット』は、画面内の照準を向けた所へ誘導されて着弾する。
Mi28 Havoc
2人(操縦+ロケット手・機関銃手)ディフェンス側(ロシア)、END OF THE LINE第2拠点
露ミル設計局製Mi-28N夜間戦闘対応型。Mi-28D夜間攻撃装備を排除したタイプ。NATOコードネームでは「ハヴォック」(Havock)。米アパッチをやや上回る大きさの最新鋭重攻撃ヘリ。
Mi-24
4人(操縦+ロケット手・機関銃手、搭乗員)。 註:シングルプレイのみ
NATOコードネームは「ハインド」(Hind)。輸送ヘリが、四度の中東戦争介入などでの戦訓を元に、重武装化された化け物ヘリ。武装兵を輸送して、そのまま戦場で活躍可能な機体は世界広しといえど、この機体のみである。
※シナリオ面では、オリジナルにあるような『慣性姿勢制御』が働いてるらしいので、オンのヘリ練習用には不向き
UH-60L
4人以上(操縦手・左右回転機関銃手+搭乗員)。 註:シングルプレイのみ
通称ブラックホーク。シコルスキー・エアクラフト社製。米軍とその同盟国でお馴染みの大型兵員輸送ヘリ。機体上部の補強構造によりハードポイントを追加、増槽を装備しての長距離フェリーが可能となっている。作中で自ら操縦する事はない。
ゲームニュース
艦艇
河川に面したマップで、前線に迅速に移動、死角から砲撃するのにも向いている。耐久性はかなり低いので、あまり頼りすぎない方がイイ。
Pbl
4人(操縦手・前部擲弾筒手・後部擲弾筒手・荷台)。
近年米軍で使われている、強化プラ製の上陸及び 河川哨戒用の小型ボート 。非装甲のため、(戦車砲撃などの)直撃一発で撃破される
Mark.V SOC
4人(操縦手+誘導ロケット手・両舷重機関砲手、艦尾対空機銃手)。 註:シングルプレイのみ
河川水軍を持つ国や、北欧諸国などで運用されている、 沿岸高速警備艇 。米軍ではイラク戦後に導入された
プレジャーボートの設計をベースに軽装甲が施されているが、大型で喫水が深いため、港湾部や河川の下流域でしか運用出来ない。SOCは『 特殊作戦艇 (Special Operations Craft)』の頭文字を取った略称。最終面冒頭で主人公達が乗り込んでいた船がコレである。
シングルにおいては、操舵手さえ倒してしまえば戦闘能力は無くなる。SRでアウトレンジから狙撃してしまおう。
銃座
KORD
固定重機関銃。旧NSV(設計者Nikitin、Sokolov、Volkov氏の頭文字を取った)”Utes”重機関銃を、現カザフスタンの Degtyarov工業が再設計した ロシア製の12.7mm重機関銃 。KORDとは『Degtyarov工業による設計』を意味するロシア語の頭文字(ゲーム中)ロシア製戦車や装甲車に搭載されている物の拠点防御兵器版。防弾装甲に覆われているため狙いがつけにくく、意外と不便。そのくせスナイパーにあっさり銃眼越しに撃ち抜かれるなど無意味な装甲なので、扱いが結構難しい。監視塔などに置かれた防弾版無しのタイプも。
XM312
固定重機関銃。12.7mm。中隊支援火器(OCSW)として、M2重機関銃とM19自動擲弾機関砲を代替する目的で開発され近年米軍に採用され始めている。後述するXM307の設計が流用されており、約95%の部品が共用だと言われる。ゲームではKORDと何ら変わりはない。
XM307
固定擲弾筒。突撃兵が持つグレネードランチャーの自動機関砲版、連射可能。中隊支援火器(OCSW)として、M2重機関銃とM19自動擲弾機関砲を代替する目的で開発、近年米軍に採用され始めている。弧を描いて飛んでいくのでなかなかクセがあるが、使いこなせれば遠距離から敵をなぎ倒すことができる。何も考えずに発射すると味方をなぎ倒すので使用には注意と熟練を要する。Cavとボートに搭載されている。防弾版があっても、砲身を通す隙間や銃眼からは丸見えのため、狙撃に注意。
QLZ87
固定擲弾筒。中国ノリンコ社製の 87式35ミリ自動擲弾機関砲 。連射可能。各拠点を守る防衛側兵器として、鉄屑からでっち上げた防弾版を前方に付けているが、KORDと同様、やはり隙間を狙われると不利。偵察兵の狙撃に弱い。携行分隊支援火器と位置付けれてているため、簡易肩当てと非常に珍しいドラム式弾倉となっている。
Kornet
対戦車ミサイル。誘導可能。ロシア製9K133コルネット-E対戦車ミサイル。NATO式では AT-14スプリガン 。
発射筒体の下に画像誘導装置が付いている。
草むらに当たっただけでも爆発する超敏感な弾頭装備なので発射時には要注意。
TOW2
対戦車ミサイル。誘導可能。西側諸国軍隊がほぼ装備している説明不要の対戦車ミサイル。名称は、『発射筒使用・光学追尾・有線誘導』の英語説明の頭文字をつなげた略称。近年は、撃ち放し型の対戦車ミサイルが苦手とする固定目標破壊に多用されている。
Kornetでもいえることだが、不思議なことに柵の手前など発射すると自爆する位置に置いてあることか多いので、発射時には確認を怠らないように。
防空システム
ZU-23-2
2連装の高射機関砲。
威勢良く弾幕を張る事が出来るが、すぐに弾が無くなってしまうので、休み休み撃つ方がイイ。マップによっては平置きされているので、戦闘車両や一般兵にとっても脅威であるが、防衛に都合が良い位置にないのが唯一の泣き所。何故か対人ダメージが乏しい割りに実は金塊に対して恐るべき高威力を持つ。ただしEnd of the Line限定…。しかし使いようによっては木々や建物の破壊に向いているので、予め敵の侵攻ルート上の遮蔽物を一掃しておくと防衛しやすくなる。
M167 VADS
註:シングルプレイのみ
米ゼネラルダイナミクス社製の 回転6連装半自動式重機関砲座 。いわゆるバルカン砲を対空砲に転用したもの。M113装甲兵員輸送車ベースの対空自走砲M163もある。(説明書7ページで『ブラックイーグル』と並んでる車両)。警備艇の艦尾に装備されているのもコレである。
シナリオ最終面の目標でもあるが、残念ながら使用する事は出来ない
自走対空砲
註:シングルプレイのみ
軽戦車BMD3の砲塔を取り去り、ZU-23-2対空機関砲を搭載した車両。対地近接戦闘には向かない。
シナリオ『Air Force One』後半で、運が良ければその形を拝む事が出来る>破壊しなければ
操縦自体は可能なので、SRで遠距離から銃座に座る兵を倒すか、死角を付いて至近距離から始末すれば、飽きるまで乗り回せる。
榴弾砲(火砲)
目標に向けて弾を発射するのに、間接照準方式(直接目標を見ずに砲の照準を行う方法)を使う、
牽引式野戦榴(りゅう)弾砲。米 M198 155mm Howitzer 。
Howitzer
攻撃側にしか配備されていないし、壊されても復活するが、第1拠点攻略後に破壊されていると大抵復活しない。
支援兵の迫撃砲の大型版。威力も効果範囲も大きく、同じ所を連続砲撃していると、キャラクターの背丈位まで地面を抉り飛ばす事が出来る。命中精度は迫撃砲よりはややマシ、戦車でも建物でも直撃すればほぼ吹っ飛ばせる。複数砲弾を装填するせいか、再発射可能までの時間は長い。
攻撃範囲はマップの白い部分内で敵拠点の周囲のみで、射角の関係上火砲から一定範囲内と敵拠点からある程度外れるとUAVからの観測画像にノイズが入り照準できなくなる。しばらく照準していると敵発見報告も可能で、まさに万能兵器。ただし射手は完全に無防備な上に周りが見えないので、偵察兵に狙撃や爆撃されたり榴弾砲ごと爆破されることもよくある。JDAMや迫撃砲で狙われた場合はロック警告が鳴る。
時折榴弾砲に乗ろうと搭乗者をTKしてくる味方がいるが、(頭に来ても)相手にせず放置しよう。やり返せば自分のポイントがマイナス&自軍チケット減少という被害が及びます(その上強制キックも)。敵兵が仇を討ってくれる事を祈りましょう。拠点が移動した後にひょっこり敵兵が乗り込んでいる場合もあり。
仲間を集めて旅に出よう